クレジットカードは便利でお得!現金払いと比較した7つのメリット

日本におけるクレジットカードの発行枚数は2億7,000万枚に達し(一般社団法人クレジットカード協会調べ/平成29年)、JCBの調査によると20代から60代の約85%がクレジットカードを保有しているとされています。成人の10人に9人はクレジットカードを持っていることになりますね。

ここまでクレジットカードが普及したことには理由があります。現金払いに比べてメリットが多いからです。

この記事では、現金払いと比較した7つのメリットを中心に、気をつけたいデメリットも合わせて解説していきます。

はじめてのクレジットカードを検討している方だけでなく、既に活用している方にも是非ご一読いただき、気づかなかったメリットを発見する機会としていただければ嬉しいです。

クレジットカード支払いの7つのメリット

クレジットカードのメリットについて

まず、多くのクレジットカードに共通する7つのメリットについて説明していきます。

使った分だけポイント・マイルが貯まる

クレジットカードは利用金額に応じてポイント・マイルが貯まります。貯まったポイントは商品やギフトカード・電子マネー等と交換でき、マイルなら国内・海外旅行の飛行機代とすることが出来ます。

ポイント・マイルの還元率は支払いした金額の0.5%前後が標準的ですが、最近では1%以上還元されるポイント還元型のクレジットカードも増えてきました。

JCBの調査によると、1世帯あたりの1ヶ月のクレジットカード支払い金額は平均6.5万円とのこと。この金額を現金払いからクレジットカードに代えるとどれくらいお得になるのでしょうか?カードの還元率を1.0%と仮定して比較してみましょう。

支払い金額 貯まるポイント
月額 65,000円 650円
年額 760,000円 7,600円

支払い金額は現金払い・クレジットカードともに同額ですが、クレジットカードは月間650円相当・年間7,600円相当のポイントが貯まります。クレジットカードの年会費が無料であれば、支払い方法を変更するだけで毎年7,600円分の節約に繋がります。現金払いにこだわりが無ければ、クレジットカードで支払った方がお得ですよね。

提携店での利用で更に会計がお得に

クレジットカード会社は、利用を促進するために多くの加盟店と提携しています。提携先はカード会社によって異なりますが、クレジットカードの利用で通常価格からの値引きや、還元されるポイントの増額など、様々なメリットがあります。

「自分のよく行くお店がどのクレジットカードと提携しているか」調べた上で申込むと、クレジットカードのメリットをより受けることが出来ます。

補足
ネットショッピングでは提携カードによる値引き・ポイント倍増のメリットが目立ちます。大手通販サイトのAmazon・楽天市場・Yahooショッピング等では提携クレジットカードでのポイント還元率が大幅にアップするため、よく利用するサイトはどのクレジットカードがお得かチェックしてみましょう。

クレジットカード保有者限定の様々なサービス

クレジットカードの会員を対象に、カード会社は様々なサービスを提供しています。サービス内容はカードによって様々ですが、次のようなサービスが挙げられます。

  • 空港やホテルのラウンジが無料で使える
  • 旅行先への手荷物無料配達サービス
  • 飛行機やホテルの予約代行
  • 提携ホテルの宿泊料金が会員価格
  • 提携レストランでのコース料金が会員価格(もしくは1人分無料 等)

上記は一例ですが、会員限定のサービスを受けることが出来ます。

注意
提供されるサービスが豊富なカードほど年会費は高額になる傾向があります。コストパフォーマンスをよく考えて、サービスと年会費のバランスのとれたクレジットカードを選ぶようにしましょう。

商品購入・旅行代金支払い時に適用される保険制度

クレジットカードにもよりますが、支払いした商品や旅行に対して適用される保険制度があります。

ショッピング保険

購入した商品が盗難にあったり、不慮の事故により破損してしまった場合に代金を補償する保険です。保証の無い商品を購入する際の備えとして活用できます。

旅行傷害保険

旅行時の事故等で生じた賠償金や治療費用を補償する保険です。保険内容はクレジットカードによって様々ですが、万一の場合の備えになりますので安心して旅行を楽しむことができます。

補足
保険・補償の内容は年会費に比例して保険制度が手厚くなる傾向があります。ただし、年会費無料カードでも基本的な保険制度は付帯しておりますので、カード選びの際は参考にしましょう。

ネット通販で手数料がかからない

インターネットで買い物をする際、その場で支払うことは出来ないことから現金払い以外の方法で支払う必要がありますよね。例えば、商品の代引きでの受取り・コンビニ等提携窓口での支払い・銀行振込といった支払い方法は、1回あたり数百円の手数料が生じるケースがほとんどでしょう。

しかし、クレジットカードで支払いをすれば手数料はかかりません。毎回の手数料が節約出来るのは大きいですよね。

支払いは毎月の決まった日にちに後払い

クレジットカードは後払い方式のため、手元に現金が無くても支払いをすることが出来ます。急にお金が必要になった際に、銀行で現金を引き出す手間がかからないことや、普段から大金を持ち歩くリスクを軽減できることもクレジットカードを持つメリットと言えます。

後払い時の支払い方法が選択可能

クレジットカードを使った金額は後日カード会社に支払うことになりますが、その際の支払い方法を選ぶことができます。下の表はその一例です。

支払い方法 概要
1回払い(一括払い) 毎月の支払い日に一括で支払う方法
分割払い 毎月の支払日に複数回に分けて支払う方法
ボーナス一括払い ボーナス支給月に一括で支払う方法
リボ払い 毎月の支払日に設定した金額分支払う方法

毎月の支払い日に一括で支払うことが理想ですが、予定外の出費がかさむ月もありますよね。クレジットカードなら、支払う回数や時期を調整することが出来るので、無理のない支払いを行うことが出来るようになります。支払い方法の詳細は以下の記事で解説していますので、合わせて参考にしてください。

クレジットカードで選べる5つの支払い方法【一括払いがおすすめ】
注意点
一括払いにデメリットはありませんが、分割払いやリボ払いといった支払い方法では手数料が発生します。手数料に関する設定はカード会社によって異なりますが、現金で支払う金額よりも高額になるケースがほとんどです。「基本は一括払い」、「分割払いやリボ払いはどうしても必要なときに限る」と使い分けするようにしましょう。

クレジットカード支払いの5つのデメリット

クレジットカード支払いのデメリットについて

ここまではクレジットカードのメリットをお伝えしてきましたが、いくつかのデメリットもあります。本項目ではクレジットカードでの支払いの際に気をつけたい5つのデメリットについて触れたいと思います。

支払い方法によっては手数料が発生

クレジットカードは支払い方法が選べることを説明しましたが、支払い方法によっては手数料が発生します。注意したいのは「分割払い」と「リボ払い」で、ともに手数料が発生します。

手数料が発生すると、ポイント還元分を含めても現金払いより高くなる点が1つ目のデメリットです。

手数料の発生しない一括払い、もしくはボーナス一括払いを選択することで回避できますので、常に一括で支払えるように気をつけたいところです。

年会費によっては損をするケースも

クレジットカードの年会費は、永年無料のカードから数千円〜数万円と様々です。年会費の高いクレジットカードは、提供されるサービスやポイント還元率が充実しているケースが多いですが、利用頻度が少ない場合、年会費以上の還元を得られないこともあります。

年会費と得られるメリットを天秤にかけることで、自分に合ったコストパフォーマンスの良いクレジットカードを選択するようにしましょう。

支払い可能な範囲を超えて使い過ぎてしまう

クレジットカードは「後払い」の決済になります。おおむね、利用日から1ヶ月〜2ヶ月後が支払日となる為、忘れた頃に引き落としがあります。

自分では計画的に利用しているつもりでも、つい使い過ぎてしまう可能性はありますよね。引き落とし日の銀行口座残高が請求金額未満だった場合、当然支払うことが出来ません。そうなると、今後クレジットカードが使えなくなるだけでなく、自身の信用情報もブラックリスト入りになってしまいます。

そうならないよう、1ヶ月のカード利用額を把握できる範囲で活用するようにしましょう。

紛失時における悪用リスク

クレジットカードは、利用する際にサインをすれば暗証番号がなくても使うことが出来ます。店舗によっては、カードを通すだけでサインも暗証番号も不要なサインレス決済も可能です。

利用する側にとっては便利なこの仕組みですが、カードを紛失した際に悪用されるリスクがあることを忘れてはいけません。最悪の場合、悪用された支払い分をカード保有者が負担しなければならない場合もありますので、手持ちの現金と同様に常日頃から管理することが大切です。

万が一、クレジットカードを紛失してしまった際は、すぐにカード会社に連絡をして利用の一時停止を申請するとともに被害届を出すようにしましょう。

不正サイトやウィルスによるカード情報の流出

インターネット通販の市場規模は年々広がっていることもあり、通販サイト経由で商品を購入したりチケットを申込みをした経験がある方も多いでしょう。

より便利に商品やサービスを入手しやすくなった反面、クレジットカード情報を不正に盗み取ろうとする犯罪のターゲットにされやすいデメリットがあります。

大手通販サイトに酷似したサイトを作り、クレジットカード情報を入力させようとするサイト(フィッシングサイト)や、パソコンの入力履歴からクレジットカード情報を不正に抜き出すウィルスなどが日本国内でも確認されています。

インターネットを利用する際は、むやみにクレジットカードを使わない、怪しいサイトにアクセスしない等といった自衛を日頃から心がけましょう。

まとめ

クレジットカードのデメリットは、どれも対策することが出来ます。正しく運用することを心がければ、現金払いと比較しても多くのメリットを得ることができると言えますね。

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